当社の前身は、高沢グループの中核企業となる「高沢産業株式会社」の石油事業部門です。「高沢産業株式会社」は明治44年(1911年)に高澤商店として創設されました。昭和39年(1964年)、クルマが活躍する未来を見据えて、ガソリンスタンド1号店を長野市川中島に開設。そして昭和51年(1976年)、小売部門を強化していくために高澤石油株式会社(現株式会社タカサワ)として独立、設立されました。
ガソリンスタンド事業をベースに、次の事業を模索していった結果、昭和63年(1988年)にはオリックスグループと提携しレンタカー事業に参入。そして平成5年(1993年)には、時代のニーズに合わせて「吉野家」長野県内1号店を開設してフード事業にも参入するなど、新しいチャレンジを堅実に進めてきました。畑違いの業界へも、着実に踏み出す決断をしてきたのです。
平成11年(1999年)には、後にジープやプジョーなど輸入車販売を展開するオート事業に参入。事業継承の話をいただいたことがキッカケでした。真摯に事業へ取り組む、我々の経営姿勢を見ていただいたからこそ、機会をいただけたのだと感じています。経営体制を整えながら推進する中で、次第に取り扱いブランドも広がっていきました。