各事業部は、現場の状況に合わせて最適な判断ができるよう店長にしっかりと裁量を与えています。店舗ごとに、独立した経営が進められた結果、ここまで成長してきた歴史があるのです。それはまるで店舗が一つの会社のようであり、現場で経営判断する店長は、社長のようでもあります。
当社の教育の1つの柱となるのは、店舗を運営していくための“リーダー育成“です。事業部ごとに業界は異なりますが、共通して必要となる力は、その地域に必要な商品ラインナップを考える「マーケティングスキル」や、店舗運営に欠かせないチーム力を高める「チームビルディングスキル」、お客様はもちろんのこと働きやすい職場をつくる「ホスピタリティスキル」などで、これらが身に付く環境を整えています。
特にお客さまが「また来たい」と思えるような店舗づくりを目指して、ホスピタリティスキルを向上させていきたいと考えています。創業から経営理念のなかにある「勤勉・誠実・奉仕」の「奉仕」にもつながるスキルです。店舗業において、顧客満足度を示す「Customer Satisfaction(カスタマー サティスファクション)(CS)」は、重要視したい指標。CSを向上させていくには、単純なオペレーションだけでは足りません。お客様の想像を超えるサービスをつくり出していくために、ホスピタリティスキルの向上が欠かせません。